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ナコルル:自然を守るために命を捧げた巫女

サムライスピリッツ 2026-09-02 約4分

殺気立った剣士ばかりのサムライスピリッツの中で、ナコルルはひときわ静かに見える。彼女はアイヌの巫女で、肩にママハハという鷹を乗せ、武器は短刀と自然の力。彼女の目的は人を斬ることではなく、自然を守ることだった。

彼女の武器は風であり、鷹であり、自然

ナコルルは動物と話すことができ、自然の力で戦う。ママハハは彼女の相棒であると同時に目でもあり、急降下して啄む動きは速くて鋭い。格闘ゲームで操作していて一番感じるのは「軽やかさ」だ。覇王丸のように刀で圧すのではなく、風のように相手の周りを漂う。

多くのプレイヤーを苦しくさせた結末

『真サムライスピリッツ』のエンディングは、シリーズで最も悲しい場面のひとつだ。羅将神を倒した後、自然は無惨に破壊され尽くしていた。ナコルルはガルフォードの制止を振り切って、世界を元に戻すために自らを犠牲にした。彼女は光の柱となって消え、残されたのは刀と鷹だけだった。

ガルフォードは遠くから、愛する人が光の粒となって消えていくのを眺めるしかなかった。古参プレイヤーはこの場面で、思わずスティックを握る手に力が入ったものだ。

彼女は死んだ。だが、完全には死んでいない

幸い、ナコルルの魂は本当には消えていない。彼女は自らの刀に宿り、妹のリムルルに自然を守り続けるよう託した。のちに彼女は「聖霊」の姿で戻り、さらには時空を超えて『KOF XIV』の世界にゲスト出演した——サムライスピリッツとKOFという二つの世界を、無理やりつないでしまったのだ。

自然を守るために喜んで命を捧げた巫女。格闘ゲームには珍しい、どこか「神々しさ」を持つキャラクター。ナコルルがSNKを代表する看板娘の一人になったのも、道理というものだ。