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三種の神器の考証:草薙剣、八尺瓊勾玉、八咫鏡

オロチ編・神話の起源 2026-08-03 約4分

オロチ編の核心にある設定は、「三種の神器を持つ一族がオロチを封印する」というものだ。しかし「三種の神器」という言葉はゲームの創作ではなく、日本神話に名高い「三種の神器」に由来する。

現実の三種の神器

日本神話の体系では、三種の神器は天皇即位の証であり、皇室の権威の根幹とされる:

  • 草薙剣——八岐大蛇を斬った後に得た剣で、「武勇」を象徴する。
  • 八尺瓊勾玉——曲がった玉飾りで、「仁徳」を象徴する。
  • 八咫鏡——銅鏡で、「知恵」を象徴する。

伝説では、これら三つの宝物は天皇が備えるべき三つの徳を表すとされ、長い年月にわたり神宮に奉納されてきた。日本神話文化の中で最も重みのある品々である。

ゲームの三種の神器:三つの家に分割

制作陣はこの体系をそのままオロチ編の設定へ移植した。1800年前、三つの家がそれぞれ神器を一つずつ持ち、力を合わせてオロチを封印した:

  • 草薙家は草薙剣を持ち、赤き炎を操り、武勇を象徴する。代表は草薙京。
  • 八尺瓊家は八尺瓊勾玉を持つ。かつては草薙家と肩を並べて戦ったが、血の契約によって堕落し、八神家と改名、炎も赤から蒼へ変わった。代表は八神庵。
  • 八鏡(神楽)家は八咫鏡を持ち、知恵を象徴し、代々封印を守ってきた。代表は神楽ちづる。

神器と力の対応

この三つの神器は単なる信物ではない。三つの家の戦闘スタイルを直接決定づけている。草薙京の赤き炎は草薙剣の剣の意志に由来し、覇道で直接的。八神庵の蒼き炎は、勾玉がオロチの血に汚染された後の変異の力で、不気味で攻撃的。神楽ちづるの「鏡の力」は幻影を生み、相手を抑え込む、まさに「知恵」の象徴である。

なぜ神器を分けたのか

神話では三種の神器は皇室の権威の集合体だが、ゲームは物語の都合でそれらを三つの家に分け与えた。そうすることで、草薙・八尺瓊・神楽の三家は運命共同体となり、誰も単独では立ち行かず、力を合わせなければオロチを封印できなくなった。神器の「格式」を保ちつつ、オロチ編の「三つ巴の因縁」へと道を敷く改変である。

現実の神話からゲームの設定まで、三種の神器はオロチ編の世界観を理解するための鍵である。