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マチュア、バイスとガイデル:見落とされた八傑集

八傑集と四天王 2026-08-13 約4分

八傑集と言えば、多くのプレイヤーは四天王しか思い浮かべない。だが、出番は少なくともオロチ編で重要な役割を果たしたメンバーが他にもいる——マチュア、バイス、そしてレオナの父ガイデルだ。

マチュアとバイス:謎の二人の女性

マチュアとバイスは、八傑集の二人の女性メンバーだ。その立場はずっと謎に包まれている。オロチの使者でありながら、長く八神庵の側に付き従い、このオロチの血を持つ男を密かに観察してきた。

マチュアは優雅で冷静、至近距離の高速連撃を得意とする。バイスは長身で気迫があり、戦い方も同じく攻撃的だ。『KOF95』『KOF96』では二人は庵とチームを組んで出場する。表面上はチームメイト、内実はそれぞれ思惑が違う——庵は大会を宿敵・草薙京を探す手段としか思っていないが、マチュアとバイスは庵の体内のオロチの血の動向を注視していた。

二人の最期

マチュアとバイスの運命は、『KOF97』で幕を閉じる。オロチの意志が目覚め、八神庵が暴走に陥ったとき、この姉妹は暴走状態の庵の手で殺される。彼女たちの死は、オロチ編の「暴走」の悲劇の註釈であると同時に、八神庵というキャラクターの運命の一部でもある。

ガイデル:レオナの父

マチュアとバイスが八傑集の「脇役」なら、ガイデルは人気キャラクター・レオナへと直接つながる存在だ。

ガイデルは八傑集のメンバーであり、怒チームの戦士レオナの実の父である。オロチの血はガイデルを通じてレオナへと受け継がれた。しかしその血筋がもたらしたのは栄光ではなく、災いだった——レオナは幼い頃、オロチの血が目覚めて暴走し、意識のないまま村で虐殺を起こし、自分の家族さえも手にかけてしまった。この悲劇は、レオナの一生の枷となった。

八傑集のパズルを完成させる

これで八傑集の全体像がほぼ見えてきた。ゲーニッツ、七枷社、シェルミー、クリス(四天王)、そしてマチュア、バイス、ガイデル。94年から97年まで暗躍し続け、ついにオロチの復活を成し遂げたのは、この千年を跨ぐ勢力である。

八傑集には大悪党だけでなく、身の置き所のない悲劇の者たちもいる。この「オロチの親衛」たちの物語こそ、オロチ編で最も味わい深い伏線だ。

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シリーズ目次:オロチ八傑集とは?魂の転生メカニズム · 四天王・ゲーニッツ:暴風と96年の陰謀 · 四天王・七枷社&シェルミー:大地と雷 · 四天王・クリス:オロチの宿体 · マチュア、バイスとガイデル:見落とされた八傑集